ギャンブル依存症は不治の病

佐野弘美議員は2019年3月5日、道議会保健福祉委員会で、ギャンブル依存症の相談対応と実態把握をただし、「ギャンブル依存症に悩む人の人数や被害の実態も把握できないのに、知事の言う『万全の対策』などありえない」と追及しました。

佐野道議の、道内のギャンブル依存症に悩む人の相談件数や、多重債務など影響が出ている人にかかわる、道の把握状況についての質問に対し、全道での相談件数は2016年で550件に過ぎず、多重債務などについては個々の相談事例についての把握のみで、「相談に至っていない人の把握は難しい」と答え、その全体像が把握されていないことを明らかにしました。

佐野道議は、ギャンブル依存症の全体像や、進行した症状への対処法も確立されないのに、「万全の対策」など不可能だと迫り、今後の対策をただしたのに対し、佐藤敏保健福祉部長は「ギャンブル等依存症対策基本法に基づき、検討を進め、対策に取り組む」と答えるにとどまりました。

佐野道議は、子どもの精神医学の学術団体から「ギャンブルは家庭を侵食し、多くの子どもを脅かしている」と書かれた手紙を受け取ったことを紹介し、自身の体験にも触れながら、知事が前日までの予算特別委員会で「道として適切な判断につながるよう、私の任期中に取りまとめる」と明言して、カジノを含むIRの誘致に前向きな姿勢を打ち出していることについて、「道として適切な判断をというならカジノ誘致は断念すべき」と迫りました。