残業なしで、暮らしていける賃金に

北海道の最低賃金は810円で、東京よりも140円も低いばかりか、年々その地域格差が拡大しています。共産党道議団は2018年6月19日、最低賃金を全国一律で直ちに時給1,000円、さらに1,500円をめざすよう北海道労働局に要請しました。

生計費原則

2007年に改正された最賃法で、「最低賃金は生活保護費を下回ってはならない」ことが明確になりました。道労連の調査では札幌の独身男性の最低生計費は月22.5万円です。厚労省が計算に使う労働基準法で許される最大の労働時間月173.8時間でなく、公務労働者の労働時間である155時間で計算すると、最賃額は1450円程度となります。
2010年に政労使間で交わした、「2020年までに全国平均1,000円の最賃をめざす」との合意は、今の安倍政権のもとでも引き継がれています。しかし、最近の3%増の改定を2020年まで続けたとしても、都道府県の最低賃金の平均は925円にとどまります。
真下紀子議員は、「地域間格差是正のため、全国一律の最低賃金を抜本的引き上げるべきです」と迫りました。
佐野議員は、「頑張って働いても奨学金も払えず、結婚できない、子どもを持つこともできない、これでは北海道の未来は守れません。地方創生というのであれば、最低賃金の大幅引き上げを強く求めるべきです」と訴えました。
松阪伸雄・賃金室長は、「話は分かります。要望は本省に上申します」と答えました。

要請を行う日本共産党道義団と畠山前衆議院議員(前列左から二人目)佐野弘美道議